こんにちは、提唱者からんです
『女子高生コンクリート詰め殺人事件』の犯人だと噂され、今現在も誹謗中傷を受け続けている、スマイリーキクチさん
2024年7月26日に開催されたパリオリンピックで選手たちが、ネットで誹謗中傷を受けたことからか
2024年9月3日(火曜日)21:00から仰天ニュースで取り上げられることになりました
今回は、スマイリーキクチさんを誹謗中傷して検挙された犯人達や何故犯人だと疑われたのか、追い討ちをかけた書籍についてまとめます
【謝罪なし!】スマイリーキクチを誹謗中傷して検挙された19人は最終的には7人が不起訴処分
2008~9年に警視庁がスマイリーキクチさんに対する悪質な書き込みの身元を特定したところ
約1,200~1,300人が関与していることが判明
そのうち特に悪質だった19人が検挙されました
最終日的にはそのうちの7人が中傷犯として書類送検されましたが
誹謗中傷する人が多くいたため検察は『一部の人を起訴するのは不公平』だとして犯人たちを不起訴処分としました
しかも犯人たちは、謝罪をすることもありませんでした
この事件は、ここで終止符を打ちましたが、今現在もスマイリーキクチさんを犯人だと思っている人はいます
また、警視庁が悪質な書き込み特定を本格的にはじめたきっかけは、
警告後も誹謗中傷を辞めなかった1人に対し、警察が注意をした際のことです
「二度としません」と反省したそぶりを見せた被疑者はその3時間後に「殺人犯のくせに警察に密告するとはどこまで卑怯だ」などといった中傷コメントをネット掲示板に書き込みました
これを見た警察は事件の深刻さに気づき、本格的に書き込みの身元特定に踏み込みました
検挙された犯人たちの発言
犯人たちは、スマイリーキクチさんが本当に殺人事件に関与していると信じていました
しかし、警察から証拠を見せられた途端『自分に責任は無い』と言い訳をはじめました
下記、Wikipediaから得た犯人たちの言動です
- ネットに騙された
- 本に騙された
- 他のユーザーも同じように書き込んでいる
- これから産む赤ちゃんをきちんと育てられるかどうか自信がなかった
- 離婚して辛かった。キクチはただ中傷されただけで、自分のほうが辛い
- (仕事、人間関係など私生活で辛いことがあり)ムシャクシャしていた
- 他の人は何度もやっているのに、なぜ一度しかやっていない自分が捕まるのか
犯人の一部は「言論の自由」を主張しましたが、刑事たちから「表現の自由なら自分の名前が書かれてもよいのか」と言われると
「キクチは芸能人だから書かれてもよいが、自分は一般人で将来もあるから嫌だ」と発言したそうです
芸能人だから、どんなに叩かれても将来があると思っているのでしょうか?
あまりの考えの浅さに驚きます、、、
そもそも何故スマイリーキクチが疑われたのか
スマイリーキクチさんが、犯人だと疑われた理由は
女子高生コンクリート詰め殺人事件があった足立区出身だったこと
事件の犯人と同年代だったこと
そして、10代の頃にグレていたこと
が原因で殺人事件の犯人だと言われるようになりました
事件が起きた1988年、警察が事件当時に犯人が未成年だったこともあって、身元を公開しませんでした
しかし、それに納得できなかった一般人が、勝手に調べ、本当かどうかも分からない犯人の名前や家族、友人などの個人情報情報をネットに書き込みました
そして事件から10年経った頃、ネット民の気まぐれで犯人扱いされることになりました
恐ろしい話ですよね、、
『火のないところに煙はたたぬ』ということわざがありますが
今の時代は違います
事実でなくても、ウソを信じた人達が多ければそれが事実として、世間では扱われます
スマイリーキクチさんは有名な方なため、他人事のように感じるかもしれませんが
明日は我が身かもしれません
痴漢をしていないのに「痴漢された!」という発言を周りが信じネットに投稿されれば、規模は小さくても私たちはスマイリーキクチさんと同じような経験をすることになるでしょう
又は、本当かどうかも確かめず芸能人の情報を拡散し、後からデマだと発覚して、芸能人を傷つけた人として、一般人から身元特定され個人情報流出されるかもしれません
これからさらに情報が増える環境で生活する私たちは、人の情報を鵜呑みにしない力が求められますね
スマイリーキクチに追い討ちをかけた書籍『治安崩壊』
元警視庁刑事の肩書でテレビコメンテーターなどで活動していた北芝健さんが
2005年に出した書籍『治安崩壊』によって、スマイリーキクチさんは更に追い討ちをかけられることになりました
書籍『治安崩壊』には、女子高生コンクリート詰め殺人事件について書かれている69~71ページの中に下記の文言がありました
上記にあるように、情報の裏付けはありません
また、担当刑事によってスマイリーキクチさんは事件と関係がないことを証明しています
それにより、スマイリーキクチさんは北芝健さんの事務所と出版社に出版差し止めと謝罪広告を求めました
しかし『記載された文章から一般読者がキクチ氏をコンクリ事件の犯人と認識することはないため、出版差し止めと謝罪広告を拒否する』と回答され
一方、本を書いた北芝健さんは下記のような反論をされました
しかし「お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューした元犯人」という部分について、どのような取材や根拠に基づいて記述したのかについては、北芝は最後まで明言していません
また、下記のようなポストをが出てきたため、何が真実なのか謎が深まります、、、
記事まとめ
- スマイリーキクチさんを誹謗中傷して検挙された19人は最終的に7人が不起訴処分になりましたが、謝罪は全くありませんでした
- 検挙された方々に、反省はなく、自分に責任は無いというような発言ばかりでした
- スマイリーキクチさんが犯人だと疑われたのは「女子高生コンクリート詰め殺人事件があった足立区出身だったことなど」不明確な理由でした
- 誹謗中傷に苦しんでいたスマイリーキクチさんに追い討ちをかけた、北芝健さんの著書『治安崩壊』にある「お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューした元犯人」という部分について、どのような取材や根拠に基づいて記述したのかについては、北芝は最後まで明言されませんでした
以上、スマイリーキクチさんを誹謗中傷して検挙された犯人達や何故犯人だと疑われたのか、追い討ちをかけた書籍についてまとめてみました!
今回の記事が、疑問解決のお役に立てば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!