こんにちは、カランです。
今回は人に褒められないと何もできない承認欲求が強い人の心理や自分でもできる解決策をお話します。
人に褒められたら嬉しいし、もっと褒められたいから頑張ろう!って気持ちになる一方、人に褒められなければやる気も出ず周りからも良く思われないなんてことも
10年前の私は褒められたい!と承認欲求強めだったので、このままではダメだと気づかなかったら今頃周りにどう思われていたか…💧
そんなカランの経験も含め学んだことをお話するので、良いなと思ったらぜひ自身に取り入れてくださいね
【実際にあった話】店長がクビにした人
私がアルバイトとしてショップ店員をはじめた頃の話です。
店長に指導を受けていた流れで、店長の口から自分がこれまでどんな人をクビにしてきたかの話になりました。
その中で私が1番嫌な意味でドキッとしたのが「褒められるために仕事に来ていた人」です。
店長いわくその人は自分なりに接客などを頑張っていたけど、褒めて貰えないから不満だと周りにボヤいていたんだとか。
店長は「お店に何をしに来てるのか」と注意したようですが、変わらなかったようでクビにしたそうです。
実際にその場を見ていないので、その方がどれほど酷かったかはわかりません。
しかし、私自身も昔は承認欲求が強かったので、社会人なってすぐに今のお店で働いたらクビになっていたと思います。
褒められないと頑張れない原因
そもそも何故褒められないと頑張れないのでしょうか?
調べたところ子供のころの愛情不足が影響していました。
もちろん、子供のころとは関係ない場合も例外としてあるかもしれませんが、高い確率で影響しています。
実際に私自身も傾聴の先生に話を聞いてもらうと子供の頃の愛情不足が影響していることに気づきました。
なのでまずは下記の2点について深堀します
- 子供のころに受けた愛情は条件無しの愛情か?
- 親からの愛情不足で育った大人の特徴と未来
子供のころに受けた愛情は条件無しの愛情か?
あなたの承認欲求は家族からの「愛情不足」が原因です
と言われると「そんな事ないよ!家族仲良いし!」と言いたくなるかもしれません
私も傾聴の先生に言われたときは納得出来なかったし、ちょっとイラっとしました笑
しかし、ここで言う「愛情」とは自分が何もできなくても愛されることを指します。無条件の愛です。
そして愛情不足とは子供が「テストで良い点取れたら親に褒められるから頑張る」とか「いい子でいれば怒られない」など親に褒められ、愛情を期待して行動する状況を指します
または、子供が「これが欲しい」「これやりたい」となったとき常に我慢を強いられる状態も当てはまります
まさに私は当てはまりました
仕方ないですよね、親が喜ぶことをすると褒められて自分にメリットがあるんだから
親からの愛情不足で育った大人の特徴と未来
親に褒められるために頑張ることや、親の期待に応えるために頑張ることは、「頑張る」ことだけに焦点を当てると悪いことではありません
しかし、親の期待に応えられず褒められなかったとき子供の心は満たされず、褒められたい!認められたい!という欲求が強くなります
欲求がそのまま満たされず大人になると親だけではなく周りにも自分を認めて欲しい!と強く求めるようになります
社会に出て働き出せば、上司や同僚に褒められるために努力します
しかし褒められるためには周りの期待を超えなければいけません
初めのころは褒められる機会がたくさんありますが、時間が経てば周りはこれぐらい出来て当たり前と考えるようになります
当たり前を超えるために努力し昇格しても、褒められるのはその時だけ
周りに(この人はできる人)だと認知されれば、褒められることはなくなります
つまり、周りに褒めてもらうには限界があるのです
そして、周りから褒められることだけを生きがいにしている大人にとっては一生心が満たされず、周りに対する愚痴や不満が絶えない生活を送ることになります
周りから褒められなくなると、頑張っても意味が無いと考え、仕事のスキルが低下したり、これ以上上がらなくなります
周りにやる気が低下しているのを隠しているつもりでも、結構バレバレで陰で話題になるので自分の承認欲求を直したいと思ったら一日でも早く努力した方がいいです
自分自身で承認欲求をコントロールする
では自分自身で人に褒められたい!認められたい!という承認欲求を直すにはどうするべきか…
はじめに言っておきます
承認欲求は完全に絶つことは難しいです
というか絶つ必要はありません
褒められたい!という承認欲求は度が過ぎると良くないですが、程よくあれば「頑張ろう!」と行動を促したり、自分自身を成長させる原動力になるからです
そのため承認欲求を直したい!と思ったら、欲求を絶つ努力ではなく、コントロールする努力をしましょう
実際に私が承認欲求をコントロールするためにおこなったことは2つです
- 承認欲求の原因を受け入れる
- 周りに求めるよりも自分の中で完結する
承認欲求の原因を受け入れる
まずは自分自身の承認欲求の原因を受け入れる必要があります
人によっては、自分の悪いところを直視したくない!と拒絶感を抱くかもしれませんが、本気で良くしたいなら苦しくても自分自身と向き合って受け入れなくてはなりません
受け入れることができれば、今よりも心が満たされるようになるのでやってみましょう!
次項で実際に承認欲求の原因を受け入れるための質問を1つ挙げています
一緒に深堀してみましょう!
【実践】子供のころ不満に感じていたことは?
まずは、自分が子供のころ不満に感じていたことを書き出してみましょう!
私はこんな感じです!あなたはどうですか?
- 「お姉ちゃんなんだから我慢して」と言われたことに納得できなかった
- 弟が生まれて親から自分に向けられる時間が減ってモヤモヤした
- ちゃんと自分の話しを聞いてもらえなかったことが心に引っかかっている
では、書き出した不満からどんな行動をするようになりましたか?
私の例でいうと下記のようになりました
- 親にかまって欲しくて弟の世話を自らするようになった
- 親に褒められたくてこっそりお手伝いをするようになった(驚かせて、喜ばせたい)
- 親に認められたくてしっかりしようと努力するようになった
過去のことを振り返って気づきましたが
私は子供のころ自分自身を見てほしくてしょうがなかったようです
このように言語化することで承認欲求の原因を受け入れやすくなりました
どうですか?
親や環境を責めたくなるかもしれませんが、そのお陰で前よりも視野が広がり、例えば目の前に承認欲求強めの友人がいたとしても、反射的に(メンドクサイなー💧)と判断せず、その人のこれまで生きてきた環境を想像したりする余裕が出てきませんか?
きっとこの人はこんな人生を送ってきたからこうなんだろうなぁって
視野が広がることで人に対して余裕をもって接することができるので、対人関係が上手くいくようになりますよ
あと、人から好感が持たれやすくなります!
なので親や環境を責めず「私はだから人に褒められたくてしょうがないんだな」と承認欲求の原因を受け止めてください
理解するだけでOKです!
周りに承認を求めず自分自身が承認する
これまでは親や先生、上司、友人など周りに褒められたり認めてもらうために努力をしていたかと思います
しかしそれを辞めて自分自身が自分を褒めたり認めるようになることで今よりも不満が減り、周りに気持ちが振り回されなくなります
周りに求めず、自分の中で完結するようになって周りに対してストレスが減りました!
もちろん、完全にストレスが消えるわけではありませんが、承認欲求に関するストレスはなくなりました😊
【参考】自分自身が自分を承認する
自分自身が自分を承認するってどういうことだろう?と疑問に思う人もいるかと思うので
下記に私が実際に変えたことをbefore・afterで表したので参考にしてみてください
before
- 上司に褒められたいから仕事を早く終わらせようとする⇒早く終わっても褒められない可能性がある
- 相手に認められたくて仕事で言われたことを言われた通りにメモをする⇒メモを見返しても理解できず怒られる
after
- 自分で仕事を何分で終わらせるか決めてゲーム感覚で攻略する⇒攻略できれば満足できるし、攻略できなくても時間の見直しをしたりと前向きに考えられる
- 言われたことをそのままメモするのではなく、ことの背景や、自分が理解するために必要なことをメモする⇒完全に記憶がなくてもメモを見返すことで悩むことなく思い返すことができ、自分の自信に繋がる
最後まで読んでいただきありがとうございました!
あなたの参考になれば嬉しいです
以上カランでした!バイバイ👋✨