こんにちは、提唱者からんです
2024年8月20日(火) 21:00~放送の『ザ!世界仰天ニュース』より
歌手でタレントの辺見マリさんの5億円消失事件についてまとめました!
記事の最後には、自分が同じ目に合わないために出来ることも書いているので、よかったら最後までご覧下さい
事件の犯人は捕まったのか?
残念ながら捕まっていません
この事件の犯人は2人いて、
1人目は辺見マリさんが初めに出会った拝み屋、この人には1000万円騙しとられました
2人目は辺見マリさんと一緒に1人目の拝み屋に騙されていた人です
この人は、1人目の拝み屋が行方不明になった後に、拝み屋を引き継ぎ、辺見マリさんから4億9000万円を騙しとりました
これだけの金額が騙し取られれば、犯人は捕まりそうですが、証拠不十分で捕まりませんでした
「現在も生きているのかさえわからない」と、辺見マリさんは言います
5億円は帰ってきたのか?
帰ってきていません
とんでもない額なので、帰ってきて欲しいものですが、
犯人が捕まっていないため、失った5億円は帰ってきていません
どうやって拝み屋と出会ったのか?
出会ったきっかけは、当時のマネージャーです
マネージャーも1人目の拝み屋に騙された1人でした
辺見マリさんが、精神的に追い詰められていた頃、その様子を見ていたマネージャーが(辺見マリさんの助けになれば)と神の声が聞こえるという1人目の拝み屋を紹介しました
1人目の拝み屋は子供がいる主婦で、初対面のときに拝み屋の旦那さんと子供に会ったことで(どこにでも居そうな普通の家族だ)と思った辺見マリさんの警戒は薄れました
そして、初対面での会話はたわいもない話で終わり、辺見マリさんは占い感覚でお金を支払おうとしましたが、そのとき拝み屋はお金を受け取らず、辺見マリさんに"申し訳ない気持ち"を植え付けました
どのように5億円を失ったのか?
拝み屋からの「神のお告げ」を頂いたことに対する謝礼で支払ったり、
拝み屋に「汚いお金を浄化しなければいけない」と言われてギャンブルに連れていかれ、ギャンブル代を支払ったことで
5億円を失いました
1人目の拝み屋(1000万詐欺)
拝み屋と出会ってから、たわいもない話をするために何度もホテルで待ち合わせをして会うようになったある日
拝み屋が突然『あなたの息子が非行に走る』と言い出しました(神のお告げです)
その頃、思春期だった息子との関係がギクシャクしていたこともあり、辺見マリさんは不安に、、、
拝み屋は『タオルを買って、3日後に出して、10時にタオルに息子の名前を書きなさい』と具体的に細かな指示をしてきました
そして、ついに「神のお告げ」を伝えたからと5万円を請求してきました
半信半疑な辺見マリさんでしたが、払える金額だったため支払い、言われた通りにタオルを買って、名前を書きました
本格的に洗脳されたきっかけは娘の言葉
その後も「家族の身に不幸がある」と辺見マリさんの不安を煽り、お金を請求した拝み屋
そんな拝み屋を疑いつつもお金を渡していた辺見マリさんに変化が起きます
いつものように「娘が失明する」と言われ(さすがにそれはない)と思って帰宅した辺見マリさんは、視力がいいはずの娘に目の調子を聞きました
すると、娘は「実は黒板が見ずらくなって、席を前にしてもらった」と話はじめました
それによって、親も知らなかった視力のことを言い当てた拝み屋の言葉(娘が失明する話)を信じ、必死に拝み屋に助けを求めるようになりました
冷静に考えると、拝み屋は(この年頃は視力が下がる可能性が高い)と推測して、話しただけかもしれませんし、
マネージャーから家族の情報を得ていたのかもしれません
団体行動が始まり、そして突然姿を消した拝み屋
ある日いつものように、拝み屋に会おうとした際、マネージャーも一緒でした
いつものホテルの部屋に入ると、見知らぬ男女が2人(兄妹)いて、紹介されました
すると突然、拝み屋と、兄妹2人とマネージャーがブツブツと拝み初めて、何時間もその姿を辺見マリさんは見ることに、、
声をかけても無視され、我慢できず『私も仲間に入れてください!』と言い出しました
すると、拝み屋は『その言葉を待っていました』と満面の笑みで微笑み、辺見マリさんを迎え入れ
そこから、ホテルではなくアパートに移って、集団行動がはじまりました
集団行動と言っても、辺見マリさんには家庭があるので、頻繁にアパートに、通っていたみたいです
アパートでは、修行と言うなのブツブツ声を出す拝み?を何時間も行い、拝み屋がその途中で神のお告げが降りてきたら、それぞれの人に『あなたはこうしなさい!あなたはこうしなさい!』と細かな指示をしてきました
集団行動では上下真っ白なスエットの格好をし、皆で外出したりと異様なもので、当時のことを振り返った娘も「周りから白い目でみられた。恥ずかしかった。」といいます
拝み屋からは変わらず『あなたのご家族が〜』と神のお告げとお金を請求
この頃になると、請求される額も1回で数万~数百万だったりと大きくなりました
辺見マリさんの頭は自分で考えることをやめたことで、スーパーで何を何個買えばいいのかさえ自分で決められなくなったと言います
そんな日常を送っていた辺見マリさんに、突然大きな衝撃が走ります
なんと、拝み屋が姿を消したのです
その時の辺見マリさんの状態は、お金を騙しとられたことに気付かず、これから誰の指示で生きたらいいのか分からない(家族をどうやって守ったらいいかわからない)不安感でいっぱいでした
洗脳は解けなかったのですね
2人目の拝み屋(4億9000万詐欺)
不安に駆られた辺見マリさん、そして兄妹、マネージャーでしたが、ある日突然
兄妹の妹が『神の声が聞こえた!』と言い出します
ここから勢いよくに4億9000万が無くなります、、、
2人目の拝み屋は1人目の拝み屋のように振る舞いつつ『汚いお金を浄化しなくてはいけない』と言って、辺見マリさんをギャンブルにつけれ出して、お金を使わせました
どうやら、2人目の拝み屋はギャンブル好きだったようです
そのせいで、物凄いスピードでお金は無くなり、
辺見マリさんはついに『お金がないから払えない』と言いました
すると、拝み屋は『ここまで家族を守ってきたのにいいのか?』と不安を煽るようになりました
どうやって洗脳が解けたのか
1人目の拝み屋に「仕事を辞めなさい」と言われ、仕事を辞めていましたが
2人目の拝み屋に「仕事をしなさい」と言われ、ダイエットサロンの入会金2000万円を持ち逃げされたことをきっかけに洗脳が解けました
お金が底を尽き、定期預金、生命保険を解約、自宅も売りました
そして知人に借金をするほど追い詰められていたとき
拝み屋が言い出します
『神様が仕事をしなさいって言っている』
それをきっかけに、辺見マリさんは閉鎖的な環境から外に出ることになりました
拝み屋に言われるがまま、自叙伝や写真集を出版し、ダイエットサロンを立ち上げると
ダイエットサロンの入会金2000万円を2人目の拝み屋に持ち逃げされ、色んな人と話をするにつれ思考が正常化されて洗脳が解けたといいます
洗脳された期間は13年間
とんでもない月日が経っていました
自分が同じような目に合わないために出来ること
『この人が言っていることは正しい』の思考にならない
洗脳されないために出来ることはたくさんあるかと思いますが、
辺見マリさんの経験から、1番私が気をつけるべきだなと思ったことは
『この人が言っていることは正しい』の思考です
辺見マリさんは拝み屋が言っていることさえ聞いていれば、自分の家族を守れると思い込んでいました
この思考によって、自分で考えることを辞めて、言われるがままに行動していたわけです
なので『このヒトが言っていることは正しい』の思考にならないように日頃から注意すると、洗脳されるリスクは減ります
私も年に数回、占いをしてもらいますが、完全に信じ込まずに(この人生の選択もあるのか)ぐらいに留めるように心がけています
具体的な例でいうと、商材を売る営業マンと仲良くなり『この人が言ってるんだから大丈夫』と自分で調べずに、人に任せてしまうことがあります
お金のやり取りをしない、友達関係でも『この人が言ってるんだからそうなんだろう』という思考になりやすいので注意が必要です
以上、辺見マリさんの5億消失事件のまとめと、私たちができる対策でした!
この記事が少しでも役に立てば嬉しいです
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!