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【なぜ?】ポイントカードを作ったらお店に行かなくなった!

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提唱者からん

こんにちは。提唱者からんです。

半年前にお気に入りのパン屋さんでポイントカードを作ったんですけど、全く行かなくなりました、、、

お気に入りなのに、、

半年経った今でもパンを買いに行きたくなりますが、それでも行くことはなく半年経ちました、、

ということで。今回は原因を深掘りしてみます。

【背景】半年通ったパン屋でポイントカードを作りました

1年ほど前に人生初めてお気に入りのパン屋さんが出来ました。

そこから半年、始めは月1ペースだったのが月2〜3のペースになった頃、何度も断っていたポイントカードを遂に作りました。

これまでは、ポイントカードを持つ必要性がないと思って断っていたんです。

だって、飽きっぽい私だからすぐに行かなくなると思ったから。

でも、定期的に食べたくなるお気に入りパンに出会ってから考えが変わりました。

「毎月行ってるし、ポイントカード作ってもいいかな」って。

そして作った途端、パッタリ行かなくなりました。

うそやろ、、、(-_-)

【なぜ?】普通はポイントを貯めたくなるんじゃないの?

私が思ってたのと違う、、

普通はポイントカードのポイントを貯めて、お得にお買い物ができる!って嬉しくなって、これまで以上にお店に行くと思ってました。

でも真逆、、食べたくても行く気になれないんです。

だから、AIのGiminiに聞きました「なんで、行く気になれないんだろう」って。

そこからGiminiと対話を重ねて、出た結論がこれ。

"必要以上の買い物に対する嫌悪感"

【原因】必要以上の買い物に対する嫌悪感

Giminiと対話を重ねたことで、私がお気に入りのパン屋さんに求めていたことは「純粋にパンを味わって、心を満たすこと」だとわかりました。

しかし、ポイントカードを作ったことで、ポイントを貯めることに意識が向かうようになりました。

つまり、ポイントを早く貯めるために、自分が満たされる以上のパンを買おうと考える自分に違和感を感じていたようです。

その違和感がブレーキとなって、お店に行けなくなっていました。

ポイントカードを作ったことで、純粋にパンを楽しむことが出来なくなったのです。

【心理学】アンダーマイニング効果

そんな、私の行動を心理学で「アンダーマイニング効果」というようです。

アンダーマイニング効果とは?

行動する目的が「内発的動機」⇒「外発的動機」に変化して、行動のやる気が薄れること

【内発的動機】⋯誰かに言われたからやる、とか、ご褒美がもらえるからやる、ではなく、「楽しいから・好きだからやる」という動機

【外発的動機】⋯誰かから言われたからやるとか、ご褒美がもらえるからやる、または、怒られたくないからという動機

つまり、今回の状況を当てはめると

こんな感じ!

内発的動機=心が満たされる分だけ買いたい!

外発的動機=ポイントを貯めるために多めに買おう!

【疑問】なぜ、外発的動機に変わるとやる気が薄れる?

パンを買うことに変わりはないのに、なぜ動機が外発的に変わっただけで、やる気が薄れるのでしょうか?

調べたところ、人は「自分がやりたいようにやる!」と自己決定権があると、一番やる気が湧くそうです!

たしかに

  • 自分から仕事を貰いに行くとき
  • 人から仕事を振られたとき

この2つを比較すると、やる気は全く変わりますね。

私の外発的動機「ポイントを貯めるために多めに買おう!」は一見、自分が決めたことですが、

きっかけは、店員さんからポイントカードを勧められたことが発端です。

自ら「ポイントカードください」とは言っていません。

つまり、人から仕事を振られた状態と同じなのです。

【解決策】外発的動機を内発的動機に変える

アンダーマイニング効果によって、これまで積極的に行動していたことが、全くやる気になれない状態になったときの解決策はただ一つ。

"「外発的動機」→「内発的動機」にする"

です!!

今回の私の場合は「ポイントカードを手放す」ことで、「外発的動機」→「内発的動機」と戻すことができます。

実際にこの記事を書き始めてポイントカードを手放して数日後、あれほど行く気になれなかったパン屋に行くことができました。

心満たされる感覚を久しぶりに味わうことができて大満足でした!(笑)

具体例│「外発的動機」→「内発的動機」に変える

「外発的動機」→「内発的動機」に変換すればOKといっても、簡単ではないですよね。

なので「内発的動機」に変換するための例を考えてみました!

仕事ver.

昇給・評価のために仕事をして、つまらなくなった。

【変換】自分理想とする働き方になるように、業務改善や自己成長を動機に仕事をする。

プライベートver.

「いいね」が目的になり、SNSの反応がないと楽しくない。

【変換】誰の評価も気にせず、自分の「達成感」や「楽しさ」に集中する。

家事ver.

家族に「ありがとう」と言われたくて掃除をしたら、言われないと腹が立ってやる気が失せた。

【変換】「環境の心地よさ」を追求し、自分の「満足感」をゴールにする。

子育てver.

当たり前にお手伝いをしてもらいたいのに、お小遣いを与えないとお願いを聞いてもらえない状態にストレスを感じる。

【変換】お小遣いという物的報酬ではなく「ありがとう」と感謝を伝え、「助かる」と感想を述べ、子供へ言語報酬を与える。それにより、子供の自己肯定感を上げる。

全て私の実体験ですが、参考になれば幸いです。

まとめ

今回はポイントカードを作ったことで、お店に行かなくなった原因が、アンダーマイニング効果という心理から来るものだとわかりました。

アンダーマイニング効果とは、行動する目的が「内発的動機」⇒「外発的動機」に変化して、行動のやる気が薄れる心理です。

アンダーマイニング効果によって、やる気が薄れた状態を戻すには「外発的動機」⇒「内発的動機」にする必要があります。

内発的動機とは、自ら「やりたい」と思えることです。

やる気があったことが、ふとしたきっかけでやる気が薄れたとき、ぜひ思い出してみてくださいね。

以上、提唱者からんでした!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

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