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1〜2歳向け『考える力』と『伝える力』を身につける子育て

2022年5月17日

からん

子供には『考える力』と『伝える力』を身につけて欲しいのだけど、1〜2歳からでもできることはある?

この記事では、『考える力』と『伝える力』って何?
1〜2歳でもできることはある?という疑問に答えながら、わたしが実際にやっていることとあわせて解説します。

子供との関わり方を見直すきっかけとなるかと思います。ぜひ最後までご覧ください。

『考える力』と『伝える力』って何?

まずはじめに、当サイトでは『考える力』と『伝える力』とは下記のことを指します。

  • 考える力⇒複数の視点から物事を考え、結論を導き出すこと。
  • 伝える力⇒恥ずかしがらず、相手に分かりやすく自分が言いたいことを伝えること。

残念ながらこれらは、教えてすぐにできることではありません。

そのため1~2歳では、『考える力』と『伝える力』の基礎となる『自己肯定感・安心感・信頼関係』の構築にフォーカスをあてて子育てをしていきます。

『考える力』と『伝える力』があるとどうなる?

一言で言うと、『自分らしく生きることができます。』

考える力があると、問題が起こっても視野を広くもって臨機応変に対応できたり、人に流されることなく自分の意志を持った人間になります。

そして、伝える力があれば自己肯定感が高く、人前でも堂々と分かりやすい言葉で話すことができます。

これから数年後、数十年後の未来では、今以上に会社に頼った生活はできません。

小さいうちから『考える力』と『伝える力』という技術を身につけておけば、

どんな環境に身を置いたとしても、子供は自分らしく生きることができることでしょう。

基礎となる『自己肯定感・安心感・信頼関係』を構築する。

先ほど触れたように、まずは『考える力』と『伝える力』の基礎となる『自己肯定感・安心感・信頼関係』の構築にフォーカスをあてて子供とコミュニケーションをとりましょう。

なぜ、この3つが基礎となるかというと、理由は以下の通りです。

自己肯定感と信頼関係があると、何事にもチャレンジするたくましさが育ちます。
チャレンジをしようとすると、必ず”どうすればよいのか”と試行錯誤するようになり、それは『考える力』となります。

安心感と信頼関係があると、自分を否定されないという安心感から、のびのびと思考を働かせることができます。
のびのびと思考を働かせることで自分が思うこと、感じたことをおのずと教えてくれるようになり、それは『伝える力』となります。

そして、実際に『自己肯定感・安心感・信頼関係』の構築方法として、わたしがやっていることは以下の2つです。

  • 子供がやりたがることや、できる事は任せる。
  • 子供と目を合わせる。

それでは、詳しく説明していきます。

子供がやりたがることや、できる事は任せる。

まず1つ目は、子供がやりたがることや、できる事は任せるという方法です。

これは将来、考える力となる自己肯定感と信頼関係の構築です。

そのため、一番注意していただきたいことはできる限り『ダメ』とは言わない。です。

どうしても『ダメ』と否定したい場合は、子供が納得するように『説得』をするように意識をしてください。

今のうちから子育てに説得を取り入れていると、否定されることに対しての不快感が減ってぐずることも少なくなります。

そしてこの方法と関連する、以下の2つについても詳しく説明します。

  • 危ないことでも本人がやりたがればやらせる。
  • できていたことを嫌がるときは理由を見極める。

危ないことでも本人がやりたがればやらせる。

”バーベキューでお肉が焼きたい” ”料理を運びたい”など子供にやらせるのはちょっと、、、。

といったことも本人が『やりたい!』というなら、やらせてあげましょう。

わたしは、親が『危ないからダメ』と言うのは子供ができるように親がフォローするのがめんどくさいからやらせたくない。という気持ちも入っていると思います。

子供がやりたがるときは学びの時です。それを親が『危ないからダメ』と言うと子供はどのように感じるでしょう?

不快感を感じて怒ったり、気持ちを拒絶されて悲しくなりますよね。

これでは、自己肯定感と信頼関係は築けません。

では、どうすれば良いのか。

危ないことをやらせる場合と、どうしてもダメな場合、やらせて大丈夫だった時の対応、3パターンをご紹介します。

危ないことをやらせる場合⇒何が危ないのか、何に気を付けてやるべきか教える。失敗したとしても怒らず『こうなるから気を付けないとダメなんだよ』と理解させる。

どうしてもダメな場合⇒『ごめんね』と謝りながらダメな理由を伝える。時間に余裕があればやってもいいことであればそれも伝える。

やらせて大丈夫だった場合⇒ただ褒めるだけでなく、何に気を付けたからよかったのかを伝える。

子供のやりたい気持ちを受け止めることで、子供は親に対して信頼することができ、
褒めるときに、何が良かったのか詳細を伝えることで、子供は理解し自己肯定感が上がります。

親の対応次第で子供は変わりますので、ぜひ一度やってみてください。

できていたことを嫌がるときは理由を見極める。

昨日はできたのに、今日はできない!

そんなことは、よくあります。

『できない』というか、『気が乗らなかったり、甘えたい』んです。

そんなときはまず、できない理由が『気が乗らない』なのか『甘えたい』なのか見極めましょう。

『一緒にやろうか!』とか『お人形が応援してるよ!』とか。

それでも気が乗らないときは、スパッと考えを切り替えましょう!

そして、『甘えたかったんだね。』とか『頼りたかったんだね。』と声を掛けながらやりましょう。

子供が甘えたがるときは、親子間の信頼関係を築くチャンスです。

ぜひ、嫌がる素振りは見せずに信頼関係を確固たるものにしてください。

子供と目を合わせる。

そんなこと?と思われるかもしれませんが、これが意外と大変なんです。

ちょっと想像してみてください。

子供が話しかけて来ても、目を合わせず会話をしたりしませんか?

一人遊びができる子だからと子供のそばで
スマホを触っていたりしませんか?

今の時代、テレビやスマホ、ゲームや漫画など、娯楽があふれていますよね。

人間誰でも楽しい事は好きです。

ですが、子供がその姿を見たらどう思うでしょうか?

いつ見ても、視線は自分を向いていない。

寂しい気持ちになりますよね。

子供はそういう気持ちから、親に構って欲しくて怒られることをあえてします。

なぜなら、怒られている間は自分のことを見てもらえるからです。

つまり、ここでお伝えしたい事は
子供と目を合せることで安心感を与え、信頼関係を築きましょう。ということです。

100%完ぺきにする必要はありません。

50%以上の気持ちでやるだけでも違うと思いますので、小さいうちから意識してやってみましょう。

上手くいかないときもあります。

ここまでお伝えしたことは、常に上手くいくものではありません。

親だって人間です。

いつも以上に疲れていたり、ストレスを抱えることもあります。

そんなときは、子供にテレビやYouTubeを数時間見せて、休息時間を設けましょう。

親に余裕がないと、子供に良い影響を与えられません。

まとめ

将来『考える力』と『伝える力』を身につけるためにはまず、基礎となる『自己肯定感・安心感・信頼関係』の構築にフォーカスをあてましょう。

そのために出来ることは2つあり、それぞれ『考える力』と『伝える力』の基礎となります。

  • 子供がやりたがることやできる事は任せる。⇒ 自己肯定感・信頼関係の構築 ⇒ 考える力
  • 子供と目を合わせる。⇒ 安心感・信頼関係 ⇒ 伝える力

どちらの方法も数日続けただけでは効果はありません。
これが当たり前、というぐらい日常的におこなうことが大切です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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